1966年に日高市で翡翠が見つかったと話題になりました。 これはクロム透輝石の一種であり、クロムを1%ほど含有することにより淡い緑色を発色しています。 硬玉でも軟玉でもなく、しかしヒスイの特徴である繊維状の構造をしていることや、色目や透明感などが翡翠に遜色ないことが認められ、番場猛夫博士(当時地質調査所)が、宝石学誌に論文を公表したことにより、軟玉・硬玉に次ぐ「第三の翡翠」として世界に認められました。 しかし、すぐに資源は枯渇し、1970年代をピークに忘れ去られようとしています。 今後「幻の翡翠」として鉱物マニアの注目を浴びることは必至です。 他の成分としては、黒い斑点がスピネルのほか、灰クロム柘榴石や、ペクトライトなどの角閃石類を確認することができます。
【商品仕様】
ストーン：　日高翡翠 産地：北海道日高市
モース硬度：6.0?7.0
内周：約17cm
【ご注意】
石の性質上、真円に加工することが困難なため、ひとつひとつの玉に多少の変形、へこみ、インクルージョンがあります。 掲載写真は、できる限り実際のお品の色に近づけるよう心がけておりますが、パソコンやモニタによって、若干色合いが異なることがございます。